算数ラボ
考える力のトレーニング

級別に６種類（10級～5級）があるので、一人ひとりのレベルに合った級から始めることができます。また、10級は小学１・２年レベルなので、低学年のうちから思考力を育てていくこともできます。

取り上げている問題は、すべて過去に検定で出題された問題です。当時の受検者の結果をもとに、正答率が高く簡単な問題を集めた「ステージ１」から、正答率が低く難しい問題を集めた「ステージ３」へとゆっくりと解き進められる３ステージ構成です。そのため、ドリルのように楽しく解き進めるうちに、だんだんと思考力が身についていきます。また、巻末には、身についた思考力を試すことができる「チャレンジ問題」があります。６～８級では、適性検査の問題や思考力を必要とする私立中学の入試問題などを扱っています。また、全国学力テストの対策にもなります。
９、10級では、１つ上の級の問題に挑戦できます。

思考力検定と同じように、すべての問題を「算数の内容の５つの観点」と「考える力の３つの観点」に分類して出題していますので、バランスよく考える力を伸ばすことができます。

同じ類題を繰り返しやるのではなく、ランダムにいろいろなパターンの問題をやっていくので、子どもが問題に飽きることなく取り組めます。また、類題は離れた場所に出てくるので、だんだんと解ける問題が増えてきて、問題を解く楽しさを実感できます。

各ステージが終わったら、どれくらい思考力が身についたかを確認することができる「確認テスト」の問題・解答・解答用紙がダウンロード（PDF）できます。

別冊の「答えと考え方」には、詳しい解説を掲載しています。すべての答えには、実際に検定で出題されたときの正答率も記していますので、正答率と比較しながら、現段階での思考力を判断することもできます。その際、正答率の低い問題を解けた子には、しっかりと褒めてあげてください。できた喜びは、さらなる思考力の向上に繋がります。
また、同じような考え方をする類題があるページも示していますので、同じタイプの問題をもっとやりたいというときの参考にしてください。