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思考力検定

2023年09月18日

正答率の低かった問題の紹介(2023年度 第1回 10級)①

これまでこのTOPICSでは、正答率の低かった問題を取り上げてきました。
今回も正答率の低かった問題ではありますが、正解した子どもの解答の中にとてもよい工夫をした解答がありましたので、そちらも紹介したいと思います。

さて、取り上げるのは2023年度 第1回 10級の問題です。

次の図のあめの数を、工夫して数えてください。

この問題は算数ラボの類題です。
算数ラボでは、10個ずつ◯で囲む数え方を紹介しています。
実際の答案でも、10個ずつ囲んで数えた子が多くいました。

他には、5個ずつ囲んだり、2個ずつ囲んだりした子や、1つずつ数を振っていた子などがいました。

さらには、次の図のように、数えやすいように線で繋いで数えた子もいました。

しかし、10個で囲んで数えた子のなかには、10個を数え間違えてところどころ9個で囲んでしまったり、11個で囲んでしまったりして間違えた子も多くいました。

そんな中で数人、「この数え方だったら数え間違いをしにくいな」という数え方をした子がいました。

それが、次の図の方法です。
まず2つずつ線で結び、2つずつ結んだものを5つ集めて10を作る数え方です。
これなら数え間違いをしにくいですね。

みなさんならどんな数え方をしますか?
考え方は1つではありません。工夫次第でよりよい考え方が見つかるかもしれません。
解き方を覚えて使うだけではなく、他にもよい考え方がないかと考えることが大事です。
ぜひ、いろいろと考えてみてください。

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